シミュレーション仮説の証拠や矛盾は?否定できる?

シミュレーション仮説の証拠や矛盾は?否定できる?

あなたが生きているのは、本当に現実世界だろうか?

この宇宙や地球、人は本当に自然に出来上がったものだろうか?

いや、違うかもしれないのだ。。

我々が本当は仮想現実空間で生きているかもしれない、などと考えた事がある人はほとんどいないのではないだろうか。

しかし、この世界は全て何者かによるシミュレーションであるという”シミュレーション仮説”を主張・支持する著名人は多い。

科学技術が急激に進歩していく中で年々、このシミュレーション仮説が現実味を帯びてきているともいえる。

あなたはこれを読み終えても、自分は現実世界に生きていると言い切れるだろうか、、?

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シミュレーション仮説の証拠や矛盾は?否定できる?

シミュレーション仮説の証拠や矛盾は?否定できる?

シミュレーション仮説とは、我々が生きるこの世界は現実世界ではなく、大規模なコンピューターによって創造されたシミュレーテッドリアリティだという説だ。

この世界は高度な文明をもった知的生命体がシミュレートした世界であり、我々はシミュレーションの中で生かされている登場人物に過ぎないという事である。

2003年にオックスフォード大学教授のニック・ボストロム氏がシミュレーション仮説に関する論文を発表し、多くの学者や著名人もこの説を提唱している。

天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士をはじめ、実業家のイーロン・マスク氏なども「この世界は仮想現実である」という考えをもっているのだ。

古くから、仏教やギリシャの哲学でこの説が示唆されていたともいわれる。

シミュレーション仮説は決して荒唐無稽な話ではない訳だ。

シミュレーション仮説と併せて、”世界五分前仮説”や量子力学が語られる事が多いが、話があまりにも膨れ上がる為今回は割愛させて頂く。

我々人類が様々な事象をシミュレーションで検証するように、高度な文明が大規模なシミュレーションを行っているのかもしれない。

実際に人類がコンピュータの中でメタバースなどの仮想空間をすでに構築しているように、高度な知的生命体であれば高度な仮想現実空間を創る事が可能だという事だ。

意識や自我を持ったAIをシミュレーションに組み込んでいるイメージだろうか。

つまり、シミュレーション仮説が真実であれば我々人類がその”AI”にあたり、シミュレーションの中で生活する住人だという事である。

そして、この世界がシミュレーションであり自らがシミュレートされた個体である事には気付けず、現実世界を生きている感覚しか無いだろう。

パラレルワールドの体験などは、シミュレートされた個体が他のシミュレーション上に紛れ込んでしまうといった、コンピューターのバグのようなものだと考える事もできる。

そのようなシミュレーションを行える高度な知的生命体であれば、研究のみならず娯楽としてもそういったシミュレーションを多々行うかもしれない。

シミュレーションする中で人口が増えすぎるとコンピューターに負荷がかかりすぎる為、人口削減する事もあるだろう。

高度な文明を持つものからすれば、シミュレーションゲームのようなものでしかないのかもしれない。

つまり、この世界の他にも、シミュレーションで検証されている世界が数多くあるかもしれない訳である。

それはたったひとつの現実世界よりもシミュレーション世界の方が多いという事で、我々は現実世界ではなくシミュレーション上の世界で生きている確率の方が高いという事になる。

あなたも周囲の人も、シミュレーションの参加者である可能性の方が遥かに高いのだ。

考えてみれば、この世界にはあたかも造られたような”都合が良すぎること”が多すぎるかもしれない。

地球という恵まれた星が生まれる確率は、50mプールに時計の部品をバラバラに捨てても勝手に時計が完成するぐらい低いといわれている。

つまり、地球が自然の力だけで誕生するのは”ほぼ不可能”だともいえる。

だからこそ、地球や生命が誕生したのは”奇跡”なのだといわれているのかもしれないが、、

 

この世界には物理法則があり、それは数式で表す事ができる。

そして、コンピュータによってサイトやゲーム、バーチャル空間を構築する際には必ず”プログラミング”が適用される。

それと同様に、この世界はプログラミングによって構築されたシミュレーション空間なのではないかという訳だ。

どんなプログラムにもバグが発生するように、シミュレーション世界においてもある程度のバグはあるのではないだろうか。

それには前述した、シミュレーターがパラレルワールド(他のシミュレーション

世界)に紛れ込んでしまうという事も含まれるだろう。

また、凡人を逸脱した”天才”や前世の記憶を持った人、予言者や超能力者のような存在もバグによって生まれるのかもしれない。

もしくは、シミュレーションを操作する者によって意図的に登場させられたという可能性もある。

物理法則に反していたりする不可思議な現象などは、シミュレーションプログラムのバグである可能性があるのだろうか。

我々人類もAIの開発に力を入れたり、メタバースなどの仮想空間を構築する中で将来的に”シミュレーションする側”になるかもしれない事は容易に想像できる。

むしろ、現代の人類はAIが自我を持ちシンギュラリティを迎える事で、最終的に人類が滅びる事を危惧している。

一部の有識者らはそれを踏まえ、AI開発に待ったをかけている状態ですらある。

もしも意識や自我を持つAIを開発できたのならば、それは同時にこの世界がシミュレーションされている仮想空間である事を証明する事になるのではないだろうか。

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ただ、人間の”意識”を創るという事は、現代の科学技術では不可能だ。

もしくは、可能だが懸念点が多く実現できない。

人間の脳は複雑で、演算処理に例えると10の17乗という演算を毎秒必要とする。

もしもこれを人類の人数分制御するとなると、莫大な規模のコンピューターが必要になる。

そこで構想されるのが”マトリョーシカ・ブレイン”といわれる、恒星を丸ごとエネルギー源にして大規模なコンピューターをつくるというもの。

もしかすると宇宙空間には、すでにこのようなものがあるのかもしれない。

シミュレーション参加者は死後、再びシミュレーションに参加する事になるといわれる。

つまり”前世の記憶”は、前回のシミュレーションの記録が消されていないというバグなのかもしれない。

シミュレーション内で誠実に生きた個体は、次のシミュレーションでも良い人生を送れたり、良い結果を得られるのではないかと考えられている。

現世で徳を積めば来世で良い事があるというのは、仏教をはじめ様々な宗教で説かれている通りだ。

輪廻転生、カルマ、因果応報、、これらは本当なのかもしれない。

 

みなさんは、このシミュレーション仮説についてどのような考えをお持ちだろうか。

この世界が現実であろうとシミュレーションであろうと、我々にはなんの影響も無いのだから、どちらでもいいのかもしれないが。。

いずれにせよ、悔いのないように日々を大切に生きていくべきだという事に変わりはない。

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