78:22の法則という法則を聞いた事がある人はいるかもしれない。
だが、自身の生活に取り入れているという人はほとんどいないのではないだろうか。
”ユダヤの法則”とも呼ばれる78:22の法則を活用し、大成功を収めた人達は実際にいる。
みなさんも、この世の摂理ともいえる78:22の法則を知っておいて損はないだろう。
78対22の法則とは?ビジネスや人間関係にも当てはまる自然の摂理?
78:22の法則とは、世の中のあらゆる物事は78:22という比率で成り立っているというものである。
(+−1%程度の誤差は認められるとされる)
ユダヤの法則といわれる通り、この法則はユダヤの人々が何千年にも渡り大切にしてきた考え方だ。
ユダヤの商人たちは78:22の法則をもとに商売し、主に金融業で成功を収め富を築き上げてきた。
事実、古来より聡明叡智であったユダヤ人に成功者や富豪は多い。
世界人口の約0.2%ほどしかいないユダヤ人だが、世界の億万長者の約15%、ノーベル賞受賞者の約21%を占めているのだ。
天才物理学者のアインシュタイン、大富豪のロスチャイルドなどがユダヤ人である事は有名だが、、
それだけでなくAppleやGoogle、MicrosoftやNetflixなど、名だたる大企業の創業者の多くはユダヤ人である。
迫害にあってきた歴史があるユダヤ人だが、世界中に散らばりビジネスで成功を収めているのだ。
ユダヤ人は、社会にはお金を貸したい人が78%、お金を借りたい人が22%の割合でいると考えたという。
そして預金者と借金者を78:22の割合で管理し、金融業で財を成したとされる。
実際に78:22の比率で成り立っているものは、我々の身の回りに多々あるといわれる。
- 地球は海78%、陸22%
- 空気中には窒素が78%、酸素が22%
- 人体には水分が78%、その他の物質が22%
- 腸内には善玉菌が78%、悪玉菌が22%が健康的
- 足裏にかかる体重負荷は、かかとが78%、つま先が22%
これらのバランスが崩れると、何らかの不具合が生じてしまう訳だ。
ビジネスにおいても、売り上げの78%は22%の商品から成り立つなど、78:22の法則は重要視される。
実際に78:22の法則を取り入れている企業も多いという。
例えば、コカコーラの瓶の縦と横の比率は78:22という黄金比なのである。
また、かつてマクドナルドで大好評だった390円の 『サンキューセット』にも、78:22の法則が応用されていたという。
サンキューセットを買って500円を払った場合のお釣りは110円で、390円と110円は78:22の割合になるのだ。
一見こじつけのように思えてしまうが、、
実は、日本マクドナルドの創業者・藤田田氏は『ユダヤの商法』を著した人物であり、78:22の法則を重要視していた事は間違い無い。
さらには、ソフトバンク創業者・孫正義氏は藤田田氏の著書に影響を受け、藤田田氏からの助言を受けて人生が変わったともいわれている。
人間関係においても、78%は自分に必要ではない存在で、本当に必要で大切な存在は22%だといわれる。
また、78:22の法則を教訓とするならば、完璧主義は”間違い”だと言える。
何事においても100%を目指すという完璧主義では、最終的には”失敗”してしまうのかもしれないのだ。
企業が市場シェア100%を勝ち取ったとしても、それと同時に大きなリスクを背負い、競争率も低下するだろう。
それは実質的には”衰退”だといえる。
100点を取ってしまえば、満足してしまい発展は無くなってしまうかもしれない。
まずは78点を目指し、残り22点は改善すべき点として余白を残す。
その余白は次のステップとして挑戦し、また更なる余白を残す。
満足して燃え尽きてしまえば、向上心は薄くなりそこで終わりだ。
このように、78:22の法則は様々な面で活きるのではないだろうか。
ユダヤの法則・78:22の法則という自然の摂理に抗うことは、衰退や破滅を招いてしまうのかもしれない。。
みなさんはどう考えているだろうか。
みなさんの意見や、実践した体験談などあればぜひ聞いてみたい。