子供の頃、友人達と『かごめかごめ』で遊んだ経験がある人は多いのではないだろうか。
意味もよく分からず歌っていた童謡だが、実はこの『かごめかごめ』の歌には恐ろしい意味や呪いが隠されているという。。
また、一説には”徳川埋蔵金”のありかを示す暗号が込められているともいわれる。
童謡『かごめかごめ』に隠された意味については諸説あるが、その中でも有名な説を紹介していく。
童謡『かごめかごめ』に隠された意味とは
まずは改めて『かごめかごめ』の歌詞を確認。
かごめ かごめ
かごのなかのとりは いついつでやる
よあけのばんに つるとかめがすべった
うしろのしょうめんだーれ
何が言いたい歌なのか、大人になっても歌詞の意味が分からない。
そもそも作者も不明な曲で曲調も暗く、全てがミステリアスだ。
ただ、有力な説がいくつかある。
『かごめかごめ』は流産した妊婦の歌
かごめ=籠女(妊婦)であり、「かごの中の鳥」は”胎児”を表しているという。
「いついつでやる」と出産を心待ちにしていた妊婦だったが、階段から誰かに突き落とされて流産してしまったそうだ。
「うしろのしょうめんだーれ」は、誰が突き落としたのか確認した事を意味する。
妊娠や息子との結婚を良く思っていなかった姑により、突き落とされて流産してしまった妊婦の悲しい歌なのだという。
『かごめかごめ』は遊女の歌
籠女=籠の中の女性を表した、遊女の歌だという説もある。
昔は、貧しい家庭に生まれた女性は遊郭に売られてしまう事が多かったという。
籠=遊郭の中に閉じ込められ、自由を奪われた鳥=遊女が、いつになればここから抜け出せるのか、、と感じている悲しい歌なのだという。
夜が明ける事など無いほど(夜明けの晩に)男性の相手をしている遊女(鶴と亀が滑った)。
「うしろのしょうめんだーれ」には「次の相手は誰なのだろうか、、」というやるせなさが表れているのだろうか。
『かごめかごめ』は呪いの歌
『かごめかごめ』の歌詞から、多くの矛盾点を感じる人もいるのではないだろうか。
歌詞の中で「夜明けの晩に」「後ろの正面」といったフレーズがあるが、いずれも真逆の意味の言葉が一言になっていて、矛盾している。
また、本来は縁起が良い鶴と亀だが、「鶴と亀が滑った」と縁起が悪い表現にしている。
古くから、反対言葉(対義語)というのは呪いを込める際に使われる”呪術”のような役割もあったといわれる。
さらに恐ろしいのは、『かごめかごめ』を逆再生で聴くと聞こえる言葉たちだ。
逆再生すると、「お母さんが見捨てた」「死ぬ」「きーらーいーきーらーいー」という言葉が聞こえるのだという。
貧しい家庭で親に売られてしまった子供たち(遊女)が、母を恨んで呪いを込めた歌を作り、童謡として広げて母の耳に入るようにメッセージを残したのだろうか。
『かごめかごめ』は江戸時代にはあった童謡なので、逆再生の技術など無い頃だったはずなのだが。
『かごめかごめ』に込められた反対言葉の呪いや女性達の怨念が、逆再生からも呪いのメッセージを残したのではないだろうか。。
逆再生を聴いてみたい人は、YouTubeで検索すればすぐに出てくるが、おすすめはしない。
また、『かごめかごめ』は降霊術の一種でもあるといわれている。
一人を大人数で輪になって囲み、歌いながら回るというのは降霊術的・呪術的な要素が高いのである。
『かごめかごめ』を側から見た時の、なんとも言えぬあの違和感や不気味な感じは”気のせい”ではなかったのかもしれない。
呪いや怨念がふんだんに込められているのだから。。
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『かごめかごめ』は徳川埋蔵金の隠し場所を歌っている
徳川埋蔵金の在り処については諸説あるが、『かごめかごめ』の中にその在り処が隠されているというのだ。
かごめ=籠目であり、籠の目には六芒星が隠れている。
かごのなかのとり=六芒星の中の鳥居を意味する。
徳川ゆかりの神社を結ぶと、六芒星が出来上がる。
その中心にあり、”鶴と亀”の像があるのが『日光東照宮』なのだ。
夜明けの晩=朝方に像の影ができるが、その影が伸びる方向は徳川家康の墓。
墓の裏の祠には、不完全な六芒星のような奇妙なマークが。
六芒星の上が欠けている事から、「上には無い」つまり財宝は「地下に眠っている」といわれている。
ただ、日光東照宮は世界遺産である事や、これまでの歴史を覆すものが出てくる恐れがある事から、分かっていても掘れないのだろう。
日本、いや世界にとって不都合なものが出てくる可能性もあるのだ。
言い忘れていたが、日光東照宮にはちゃんと、かごめかごめで遊ぶ子供達の姿が彫刻されているという。
『かごめかごめ』が童謡であり呪いであるなどというのはダミーで、本当は徳川埋蔵金の隠し場所を後世に伝える為の歌だったのだろうか。。
なんだか、『かごめかごめ』の歌詞が当分頭から離れなさそうだ。__