皆さんは『エイリアン・アブダクション』をご存知だろうか。
異星人やUFOによって、誘拐された経験を持つ人が多数存在するというのだ。
宇宙人によるアブダクションは世界中で発生しており、被害者によって多数報告されている。
その全ては紹介できないが、アブダクションエピソードをいくつか紹介する。
アメリカ初のアブダクション『ヒル夫妻誘拐事件』
20世紀になり、UFOの目撃件数は急激に増加した。
それに伴い、アブダクション被害の報告事例も次第に増えていく事になる。
1961年には、アメリカ初のアブダクション『ヒル夫妻誘拐事件』が発生したのだ。
1961年9月19日の夕方、ヒル夫妻が車で自宅に帰っていたときの事__。
ニューハンプシャー州で空に光る飛行物体を発見した二人は、車から降りて観察する事にした。
双眼鏡を使って飛行物体を観察していたが、飛行機などとは明らかに異なる事に気付き、車を走らせてもっと距離を詰めてみる事に。
その後、何度も飛行物体は接近してきたそうで、その窓からは何人ものエイリアンの姿が確認できたという。
車の真上に接近してきた事からも、「連れ去られる」と感じた夫妻は逃げるように車を走らせた。
そこから家に帰るまでの記憶は断片的で、不完全なものだという。
UFOの中に連れていかれて身体検査をされた記憶があるが、エイリアンによって記憶を消されて曖昧な記憶となってしまっているようだ。
また、UFOの中でエイリアンと英語で会話したり、見たことのない星間図があったとも証言している。
あらゆるメディアで報道されてきたこの事件だが証拠は無く、当時は夫妻の証言だけだった事もあり信憑性が低いという声も多々あった。
しかし、21世紀に入り、ヒル夫人が当時着ていた服からエイリアンのDNAらしきものが検出されたという。
それは化学分析学者のフィリス・ブディンガーによって実証されている。
夫人が事件当日に着ていたワンピースにはピンク色の粉が付き、大部分がシミになって変色してしまったそうだ。
また、ワンピースのジッパー部分や裏地などはボロボロになっていたという。
夫人は2人のエイリアンによって脇を抱えてUFOに連れて行かれたが、その際に激しく抵抗したそうだ。
身体検査をされる際には、エイリアンはワンピースのジッパーを開けるのに手間取っていたという。
その為、ワンピースのダメージやシミはその時のものだといわれている。
ワンピースからは、明らかに人間でも動物でもない生物のDNAが検出されており、ヒル夫妻はエイリアンと本当に遭遇していたと思われる。
そのエイリアンのDNAを解析した結果、なぜか東南アジアの少数民族『モン族』の遺伝子構造と近いものだった。
これが何を意味するかは、濃い話になるのでまた別記事で紹介しよう。。
アメリカ『トラヴィス事件』
1975年11月5日、アリゾナ州で森林作業員のトラヴィス・ウォルトンがUFOに誘拐された事件である。
18時過ぎ頃、作業を終えトラックで帰るなか、仲間の一人が奇妙なものを発見する。
20mほど離れた場所で、直径5mで楕円形の光る飛行物体が宙に浮いていたのだ。
するとトラヴィスはすぐさま車から降りて、その飛行物体めがけて走り出したのだという。
心配する仲間達をよそに、飛行物体からは奇妙な機械音が鳴り出し、不自然に振動し始める。
次の瞬間、飛行物体から青白いビームのようなものが発射され、直撃したトラヴィスは弾き飛ばされて倒れてしまった。
現場には6人の仲間達がいたが、恐怖を感じ全員逃げてしまったのだという。
その時、後方で飛行物体が上空に飛んでいく様子が見えた為、戻ってトラヴィスを助けようとするが、、
そこにはすでにトラヴィスの姿は無かったのだ。
急いで村に帰った仲間達は、保安官に事情を説明して助けを求めた。
そのとき彼らの対応をしたチャック・アリソン副保安官は、「ウソだったとは思えない」と話している。
捜索は当日中に始まり、翌日も翌々日も大規模な捜索活動が行われたが、トラヴィスは見つからなかった。
さらに、事件発生後に現場周辺ではUFOの目撃が多数報告されている。
そして事件から6日目の夜、親族のもとにトラヴィスから助けを求める電話があったのだという。
トラヴィスは村の近くのガソリンスタンドの電話ボックスに、痩せてひげが伸びた姿で倒れ込んでいた。
衰弱が激しかったトラヴィスは病院に連れて行かれ、しばらく療養したそうだ。
トラヴィスと文春記者 文春オンライン
トラヴィスは、事件当時の事をこう語る。
逃げようとはしたが、衝撃が凄かったので意識が失くなった。
目が覚めると、蒸し暑くて小さな部屋の台に寝かされていて、頭や胸がとても痛んでいた。
身長150cmほどの3体の生物が、上から彼を見下ろしていたという。
その生物の頭は白く、大きな目と対照的に口や鼻、耳は小さく、体毛や爪は無かった。
驚いて台から降りたトラヴィスは、部屋の中に転がっていた筒状の棒を握って構える。
その生物達はジェスチャーで「やめろ」と伝え、部屋を出た。
トラヴィスはその隙に部屋を飛び出したが、廊下を歩いていると他の部屋を見つけたので入ってみる事に。
その部屋はドーム型になっており、窓からは周囲の星が見えていた。
真ん中にあった金属製の椅子に座ると、そばに目盛りのついた画面やボタン、レバーなどがあったという。
レバーを動かしてみると周囲の景色が猛スピードで動き出したので、焦ってレバーを元に戻した。
すると間もなく、部屋に”人間”が一人入ってきたのだ。
顔は褐色で、長い頭髪にヘルメットをかぶり、青い宇宙服のようなものを着ていたという。
話しかけたが言葉は帰ってこず微笑するだけで、どうも普通の人間ではないようだとすぐに分かった。
彼に連れられ外に出たトラヴィスは、自分がUFOの中にいたのだと改めて実感したのだった。
外といっても、そこはUFOの格納庫のような大きな施設だったという。
そしてまた別の部屋に連れて行かれると、そこにはまた”人間”のような生物がいた。
トラヴィスは台の上に寝かされ、顔に酸素マスクのようなものを被せられて意識を失った。
そして目が覚めたときには、冷たい路上の上に寝転んでいたのだという。
少し離れたところでUFOが光りながら、空に向かって急上昇して消えていった。
すぐにトラヴィスは村の近くのガソリンスタンドまで走り、電話ボックスに駆け込んだのだ。
トラヴィスにとってはほんの2時間ほどの記憶だったが、6日間も自分が失踪していた事を知ってショックを受けたという。
6日間もの間、トラヴィスは何らかの人体実験を受けながら眠っていたのだろうか、、
事件直後は頭や胸がひどく痛み、5kgも痩せていたのだとか。
『トラヴィス事件』は、数あるアブダクション事件の中でも非常に信憑性が高いといわれている。
皆さんも、UFOを見つけたとしても近付こうとしない方が良いかもしれない。。