
当たり前のように夜空に輝く月。
月があるおかげで夜の暗闇は照らされ、潮の満ち引きがある。
あなたはなぜ月があるのか、いつからあるのか、なぜ常に同じ面しか見えていないのか、考えた事があるだろうか?
月が都合よく存在するのは、本当に偶然や奇跡なのだろうか?
もしかすると、月は何者かによって創られたのではないだろうか?
科学的・天文学的にはもちろん否定されている、月の”人工天体説”。
だが、月の起源がはっきり解明されている訳ではなく、多くの有識者達が月の人工天体説を支持しているのも事実だ。
あなたは、月の人工天体説を否定し論破できるか。___
人工天体説!月は人工物か。
月が人工物ではないかという説は、1970年代から著名な天文学者らが唱えてきた。
これだけ科学が進歩した現代においても、月の人工天体説を支持する声は多い。
というのも、月の起源は解明されておらず、未だ謎が多いのだ。
月の起源については、いくつかの説が提唱されている。
・親子説 月は地球が分裂してできたものだという説
・兄弟説 地球と月はほとんど同時期に、隕石の衝突などによって形成された説
・他人説 月は太陽系外で形成され、地球の重力によって引き寄せられた説
・ジャイアントインパクト説 火星ほどの大きさの惑星が地球に衝突し、地球の周りを周回する破片が集まり月になった説
この中でも、最も有力とされるのはジャイアントインパクト説。
しかし、多くの謎や説明がつかない矛盾点が残るのだ。
およそ45億年前に誕生したといわれる月だが、、
火星や金星なども描かれているような古代遺跡の壁画に、なぜか月は描かれていない。
そればかりか、紀元前5世紀頃のギリシャの書物には、月が存在していなかった頃の話が書かれているという。
また、アフリカのズールー族には、遥か昔に神が月を生み出したという言い伝えが残されている。
月は本当に、45億年前のジャイアントインパクトによって形成されたのだろうか?

月が地球に裏側を見せない事については、天文学的には潮汐力や地球の引力によって月の自転と地球の公転が同期したという事で説明がつくようだ。
月の裏側にある何かを隠す為、意図的に表側しか見えないように仕組まれているのではないかという説の方が、都市伝説的には面白いのだが。
しかし、月には不可思議な点がいくつもある。
人類は1969年、アポロ11号で初めて月に降り立った。
そもそも、「アポロは月に行っていない」という否定派も一定数いる訳だが、、その説については別で詳しく紹介している。
月面に降り立った宇宙飛行士が、調査の為にドリルで月の地面に穴を空けようと掘り進めた際、硬い金属のような地層にぶつかり断念したそうだ。
削れた粉を持ち帰り調査したところ、宇宙船を造る際にも使われる金属・チタンである事が判明したという。
さらに、アポロ計画の調査において人工的に月面地震を発生させたが、その振動パターンから月の内部は空洞だという事が分かっているようだ。
実際に、月の平均密度は地球の6割ほどしかないといわれている。
また、月の表面には多数のクレーターがあるにもかかわらずどれも浅く、その底面は月の球面に沿ったように膨らんでいる。
つまりこれらは、月は”内部が空洞の金属球”である事を意味するのだ。
月が自然に形成されたものであれば、中が空洞になる事はないと考えられている。
そして、月は地球の衛星にしては大きすぎるという事。
太陽系で最も大きい衛星・ガニメデでさえ、木星との質量比率は1/13000だが、月は地球の1/8という質量を有するのだ。
さらに驚くべきは、地球・月・太陽の関係性。
大きさも、地球からの距離も違う月と太陽が同じ大きさに見えるのは、奇跡などではなくもはや必然だと考えるべきではないだろうか。
・地球と月の距離は約38万km
・地球と太陽の距離は約1億5000万km
地球から太陽までの距離は、地球から月までの距離の約400倍ある。
そして、月の直径は3470km、太陽の直径は139万kmで約400倍ある。
このカラクリによって、地球から見える月と太陽は同じサイズになっているのだ。
さらに、次のような謎の公式も成立する。
・太陽の直径は地球の直径の109個分
・地球と太陽の端から端までの距離は太陽109個分
・月の円周は109×100km
・地球の円周×月の円周÷100=太陽の円周
これらが偶然や奇跡だとは、とても信じ難い。。

旧ソ連の天文学者らは、1970年時点で「月は超巨大な宇宙船」だと主張していた。
旧ソ連は1959年に世界で初めて探査機を月に送り込んだが、その時点で月の”何か”を察したのかもしれない。
高度な文明を持った生命体が、小惑星の内部をくり抜き巨大な宇宙船を造り、住めなくなった自分達の惑星を捨てて旅立った。
そうして見つけた地球のそばに落ち着き、未開の星だった地球に生命を誕生させ、進化の過程を見守っていたのではないかというのだ。
あるいは、太古の昔に滅びた人類の少数が、地球から逃げ出す為に造った宇宙船が月だったのかもしれない。
ノアの箱舟は月のことだったのだろうか。
だとすると、人類は再び地球で人類を繁栄させる事に成功したということになる。
宇宙人というのは、人類が進化した姿なのかもしれない。
アポロで月に着陸した乗組員たちは奇妙な電子音が聴こえたり、クレーターの淵に潜む未確認生命体を目の当たりにしたという話もある。
また、月では、自然にできたとは思えない建造物のようなものがいくつも確認されているという。
月のピラミッドなのだろうか?
下の写真は、月の塔(オベリスク)と呼ばれている塔だ。
建造物だけでなく、月の”海”も人工的なものではないかといわれている。
月には、黒い玄武岩で覆われた”海”と呼ばれる暗い部分があるが、それも自然にできたものではないと考える有識者がいる。
海には多量のレアメタルが含まれているという。
隕石などで損傷した表面層を修復して覆う為に、レアメタルを含む溶岩のようなものを流したのではないかというのだ。
事実として海は月の裏側よりも表側に多く、これは月が宇宙船だった場合に、表側の方が損傷が激しかったからなのではないかといわれている。
また、月の形は真円ではなく、表側よりも裏側の方が5km以上も突出している。
どちらかといえば、地球の引力によって表側の方が突出する方が自然な気がするが、、
月の歪な形状はもしかすると、長きに渡る飛行によるものなのかもしれない。

これらを踏まえ、あなたは月の人工天体説についてどう感じただろうか。
一見、荒唐無稽な説に聞こえるかもしれない。
ただ、月の起源が解明されていない以上、月の人工天体説を真っ向から否定できる人などいないというのもまた事実なのだ。。
むしろ、月が自然にできた天体ではない事はもう分かっているが、公表はできないだけなのかもしれない。。