助けて・・・ ~電車に切断された少女~

| コメント(4)

これは北海道のある路線の踏切で起きたことだ。
ある冬の寒い日、雪の降り積もる道を家へと急ぐ高校生ぐらいの少女の姿があった。
もう少し、あの踏切さえ渡れば暖かい家にたどり着ける。
しかし、無常にも踏切に辿り着く直前に警報機が鳴りだし、遮断機がゆっくりと下がりはじめた。
少女は家に早く帰りたい一心で、半ばまで下がっていた遮断機をくぐり抜け、急いで踏切を渡ろうとした。
ところが、彼女は踏切の真ん中で雪に足をとられて転倒してしまったのだ。
なんとか起き上がろうともがいている彼女の目に、ゆっくりとこちらに向かってくる電車のヘッドライトが見えた・・・・・・

「危ない!」
運転士が少女を見つけ慌ててブレーキをかける。
しかし、それは遅かったのだ。
路面が凍りかけていたために、電車は踏切をはるかに超えてから緊急停止した。
車掌と運転士は電車から飛び降りてすぐに踏切まで引き返した。
だが、そこにあったのは衝突の衝撃により無残にも上半身と下半身が切断され、離れ離れに転がった少女の死体であった。
「これは酷い・・・」
車掌はそう呟くと運転士にこの場に残っているように指示し、自らは応援を呼ぶために電車の中へと引き返して行った。
すると・・・・・・
ズリッ!
転がっていた少女の上半身が突然起き上がり、運転士の方へ向かって地面を這い出したのだ。
「助けて・・・」
力なくそう呟きながら、少女の体は腕を使って這いながら運転士に近づいてくる。
恐怖にかられた運転士は慌てて逃げようとしたが、雪、焦り、混乱、恐怖のために上手く体が動かず、尻もちをついたままその場から動けずにいた。
「助けて・・・」
そうしている間にも、地を這う少女の上半身は運転士との距離をますます縮め続けている。
パニックに陥った運転士は少女のように地を這って逃げ出した。
ところが・・・
「助けて・・・」
彼のすぐ耳元で少女の声がし、それと同時に何かが彼の背中に覆い被さってきた。

連絡を終えた車掌が踏み切りに戻ると、そこに運転士の姿はなかった。
それどころか、さっきまであったはずの少女の上半身も消えている。
不思議に思った車掌が辺りを見まわすと、運転士は近くで少女の上半身を背負ったまま気絶していた。
可哀想なことに、彼はこれが原因で後に発狂してしまったという。

少女の体が切断された時、切断面の傷口は寒さのためにたちまち血が凍りついて出血が抑えられた。
そのため彼女は即死せず、上半身だけがしばらくの間生き長らえていたのだ。

真相


(c)藤子プロ・小学館

「切断されて生きている訳ない!」と一蹴したいところだが、実は世の中には電車や車の事故で下半身を失って尚生きている人は実在する。半分になっても生きている人の動画が実際にあるので(合成じゃないと思うのだが)、興味ある人は探してみるとよいだろう(グロ注意)。
ちょうど腰あたりで二分されてしまうケースならば、その後の応急手当がしっかりしているのならば生き続けることは人体の構造上可能だ。逆にショック死、失血死をしない限り即死をすることは少ないかもしれない。

それならばこの話も事実なのではないだろうか?
と思いたくなるのだが、余計なディテールを付け加えてしまったがために、とたんにうさんくさくなってしまっている。

血は固まるのか
血は寒いから固まるというものではない。むしろ温めた方が酵素の働き(血小板)で血を固めようとする。寒さで固まるとしたらそれは文字通り「凍る」という現象であり、それが一瞬にして起きるのはよく「鼻水が出たら一瞬で固まった」とかいうあれだ。いったい氷点下何度の世界だよ、という話です。昔「氷点下の世界」というアトラクションに入ったことがあるが、一瞬では何も固まらず寒いだけだったぞ。


話したり、這ったりできるのか
なんとかショック死せず生き延びていたとして、痛みはあるはずだ。それも相当の激痛。それこそ気を失うぐらいの。話したり、腕を使って這う気力はさすがに起きないだろう。ましてや背中に覆いかぶさる(ジャンプした?)なんて・・・・・・この最後がこの話が嘘であることを証明してしまっている。
ちなみに運転士が気絶したまま近くの電柱に少女を背負ったまま登ったというオプションもある。


出どころの噂としては、実際に電車事故で半身切断をされた"死亡"事故があり、それをモチーフに怪談っぽく付け足しをしたのではないかと言われている。

コメント(4)

この話って、テケテケの元になった話と似てますよ?

ある北海道の冬の夜中女の子が踏切で事故にあったという事件がありました。
腰辺りが切断され、上半身、下半身がバラバラになってしまっていたそうです。
下半身だけどこかに飛ばされてしまったのか、近くにはみあたらなかったそうです。
ふつう、そのようになってしまえば即死。
でも、季節は冬。その日は氷点下をかなりしたまわっていたそうです。そのおかげか、血は凍って止血。女の子は力を振り絞り、自分の下半身を探し始めました。下半身は見つからず、女の子は息絶えてしまいました。
次の日、地元の住民が通報し、警察が駆けつけたところ、死体が無かったそうです。
そして、無念で成仏できず、下半身を探すためテケテケになったという噂です。

これってテケテケの話?

こ、怖すぎっ!!

こえええ!

コメントする