最期の問い

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ある若者が彼女をバイクの後に乗せ、峠の道を走っていた。
彼女に良い所を見せようと若者はスピードを上げる。
ところが、しばらく道を進んで行くと前方に倒れかけた道路標識が現れた。
「危ない!」
若者はとっさに身を屈めて標識をかわす。
ところが彼女の方は避けるのが間に合わず、道路標識によって首を切断されてしまったのだ。
バイクを停め、呆然としながら地面に転がる彼女の首に歩み寄る若者。
すると、彼女の首は虚ろな目線で彼にこう尋ねてきた。
「ねえ、私もう死んでいるの?」

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私はまだ生きてるの?

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